27日に開かれた県の観光国際戦略推進本部総会では、2028年の観光消費額の数値目標を、2022年の実績から500億円上回る2000億円と設定しました。
観光DXの推進や、様々な媒体を活用した情報発信などを通じて世界とつながり、観光産業で地域経済を力強くけん引している状態を目指します。
宮下知事は新型コロナが通常の医療体制になり、全世界を視野に入れた体制を整えていきたいと述べました。
【宮下知事】
「本県の潜在力、ポテンシャルを十分に発揮するにふさわしい環境が、まずは第一歩整ったかなと思います」
また、輸出戦略では、農林水産品の輸出目標額を330億円に設定しました。
このうち、中国の禁輸措置が続くホタテの輸出目標額については、2022年の実績を13億4千万円下回る31億円としました。
台湾やベトナムなどで認知度を上げ、需要を獲得するとしています。