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【センバツ】青森山田 2回戦もサヨナラ勝ち ベスト8進出 

2024.03.27(水) 18:45

高校野球春のセンバツの2回戦で青森山田がサヨナラ勝利を収め、春夏通じて25年ぶりのベスト8進出を決めました。

広陵(広島)と対戦した青森山田は、2点を失った直後の8回裏、代打の2年生・蝦名がチーム初ヒットを放ち出塁すると、その後満塁とし、木製バットを使用する3番・對馬がスライダーをうまく捉えると、2塁ランナーも一気に生還。すぐさま追いつきます。

9回にはその對馬にファインプレーが飛び出すも、広陵に3点を奪われる苦しい展開に。しかし、青森山田ナインは諦めません。8回も火付け役となった、2年生の蝦名が2打席連続のヒットを放つと、エースの関もつなぎ満塁、1塁ランナーが還れば同点という場面を作ります。

打席にはチャンスに強い2年生の1番・佐藤隆樹。佐藤の打球は走者一掃の同点タイムリー3ベースに。ひと振りで再び追いつき、試合は延長タイブレークに突入します。

10回表は関が踏ん張ります。「2度も追い付いてくれた仲間に背中を押された」と、ノーアウト1塁・2塁から始まる延長タイブレークを無失点で切り抜けると、その裏、先頭の3番・對馬は気迫あふれるヘッドスライディングで内野安打に。これでノーアウト、満塁。

この大きな流れにアルプスの期待を一身に背負って、打席に入った4番・原田は左中間に犠牲フライ。2試合連続のサヨナラ勝ちで、春夏通じて25年ぶりのベスト8進出を決めました。

【對馬陸翔選手】
(Q.8回のタイムリーについて)「満塁の状況で自分の持ち味は勝負強さだと思っているので、そこはしっかり打つことができました」

【原田純希選手】
(Q.サヨナラの犠牲フライについて)「後ろの吉川から『お前で決めろ』と声掛けがあったので、そういう部分では自信を持って打席に入れた」
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