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自分らしく働くための施設「Rashiku(らしく)」が弘前市内に設置

2024.05.09(木) 18:45

現代社会の中で、働きづらさを抱えている人に自分らしく働ける場所を提供する施設が、弘前市に出来ました。

弘前市の弘前厚生学院の中に設けられたのは、「Rashiku(らしく)」。

「Rashiku」は、一般的な職場で働きづらさを感じている人が働く場所で、紙を切ったり、素材を貼ったりといった手作業が主な仕事です。

就業時間の縛りがなく、午前10時から午後4時までの中で働きたい時に来て、好きな時に帰っても良い仕事形態となっています。

複数の仕事の中からやりたい仕事を選んで、ものづくりします。

賃金は時間制ではなく出来高制で、作った数に応じて支払われます。4月1日に始まって以来、既に80人以上が登録していて、1日当たり30人ほどが利用。利用者も10代から80代までと様々です。

9日には桜田市長が視察に訪れ、理解を深めていました。

【弘前市 桜田市長】
「今回の取り組みを通して、多くの皆さんに関心を持っていただいて、自分たちの所でこういうことができるんじゃないか、といったところのアイデアが出てくれば良いなと思っています」

「Rashiku」は、弘前市の小林紙工が運営を始めました。

【小林紙工 久保良太社長】
「今まで自宅にいた方々が、今この場に出てきて仕事をしたことによって、もはや私たちの会社の戦力に変わってきているという意味では、もっともっと働きづらさを感じている方々がもしいるのであれば、その方々に知っていただいて、利用していただきたいと思っています」
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