南部町でハウス栽培を手掛ける留目秀樹さんのビニールハウスでは、サクランボの主力品種「佐藤錦」が収穫期を迎えています。
10日には、午前8時ごろから従業員など5人が赤く色付いた実を一つひとつ丁寧に収穫していきました。
留目さんによりますと「佐藤錦」の収穫作業は、1週間前の3日から始まりました。
2024年の生育は順調で、平年並みの収量が期待できるということです。
収穫された「佐藤錦」は早速箱詰めされ、今後インターネットや関東のデパートなどで販売される予定です。
ハウス栽培のサクランボは、露地ものに比べ2カ月近く早く、この時期に収穫されることから一足早い旬の味覚となっています。
【留長果樹園 留目秀樹園主】
「真っ赤に育っているので、糖度も高くてとてもおいしく召し上がれると思います」
ハウス栽培の「佐藤錦」の収穫作業は、5月いっぱい続く予定です。
一方、ハウス栽培の「ジュノハート」の収穫は、15日前後から始まる予定で、こちらも5月いっぱいをめどに収穫予定です。