リンゴを買い付けに来た青森県平川市のリンゴ卸売業マルジン・サンアップルの葛西万博社長です。11日は、専ら輸出用と贈答品用の「ふじ」を買い付けに来ました。
弘果弘前中央青果には7万箱余りが集まり、午前7時半、競りが始まりました。
月曜日の11日は引き合いが強く、全体的に高値傾向でしたが、葛西社長はおよそ2000箱分を競り落としました。
【マルジン・サンアップル 葛西万博社長】
(Q.高い)「高いです。高いけどそれは理由があるので、今週出荷で台湾からの注文を急に受けた人は、きょうあす買わなきゃいけないし」
高くても、リンゴを買い続けるのは、生産者への感謝の思いからです。
【マルジン・サンアップル 葛西万博社長】
「こんな天候の中でも、しっかりと今まで培った技術を生かして一生懸命作ってくださった生産者のことを思うと、やはりそれなりの評価をしてあげなきゃいけないじゃないですか」
この地域を持続可能なリンゴ産地にするために、関係者一丸となった取り組みが続きます。
【弘果弘前中央青果 葛西静男社長】
「リンゴ屋さん、何とかこういうおいしいものを売っていってくださいというのが我々の願いです」