県警の捜査支援分析課によりますと、2024年の県内の刑法犯の認知件数は4358件で、前の年を457件下回りました。最も多かった犯罪は「窃盗」で、およそ7割を占める2970件となっています。
一方で、殺人や放火、性犯罪といった重要犯罪の認知件数は、前の年より65件多い183件となっています。中でも、不同意性交等が前の年と比べて46件、不同意わいせつが前の年と比べて14件増えています。
性犯罪の認知件数が増えた原因について県警は、2023年7月の刑法の改正で、性犯罪の適用範囲が広くなったことが要因の一つと考えられる、としています。