青森市の浜田福祉館で開かれた23日の県民対話集会には青森市の西市長も同席し、県営スケート場周辺が新病院の整備候補地に決まった経緯などについて意見を交わしました。
この中で宮下知事は、災害時の拠点病院になることを考えると津波の浸水エリアではなく、高速道のインターチェンジに近い場所が適していると説明しました。
出席者からは、建設に強く反対する住民もいたが、コミュニケーションを取ることで理解を示すようになったという意見も出ました。
【宮下知事】
「データやビジュアル化した様々な資料の提供、そして質問に対する丁寧な文書での回答、そうしたことが奏功していると私は理解しています」
県と青森市は、新病院の基本方針や整備計画を定めた基本計画を3月中に策定するとしています。