
八戸港の第一魚市場の岸壁では5日、ヤマツ谷地商店が所有する9隻の「源栄丸」の船団が大漁旗をなびかせ次々と出港していきました。
岸壁には、家族や友人などが駆け付け、安全を願いながら見送っていました。
10日ほどかけて向かう北太平洋の漁場で狙うのは「アカイカ」。青森県の重要水産資源の大型のイカで、八戸の漁業関係者は「ムラサキイカ」とも呼んでいます。近年不漁が続く主力のスルメイカに代わるイカとして注目されています。
【ヤマツ谷地商店 谷地充晴社長】
「アカイカはそれなりに資源量はあるということなので、やはりアカイカにシフトして日本海のスルメイカが過去最低なので。まずは航海安全それが一番だと考えております」
船団は7月末ごろに八戸港へ帰港します。