青森労働局によりますと、県内の3月の有効求人数は2万4237人、有効求職者数は2万2470人で、有効求人倍率は1.08倍でした。
前の月より0.02ポイント下がり、4カ月ぶりに低下しました。
一方、新規求人倍率は1.69倍と2カ月連続の減少です。
主要産業では、卸・小売業の新規求人数が前の年の同じ月より26.4%減少していて、物価高や人件費高騰などの影響がみられています。
青森労働局は雇用情勢について、「弱含みで推移している」と判断を据え置きました。
【青森労働局 角井伸一局長】
「引き続き、物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要があるというような判断としている」