弘前市の二唐刃物鍛造所の2人が、ナイフの発売と完売を宮下知事に報告しました。
ナイフの切れ味を確かめると…。
【宮下知事】
「もう、コツつかみました」
「すごい!」
フランスで日本の手仕事による商品を扱うセレクトショップ「栞」が、見本市をきっかけに二唐刃物鍛造所を紹介し、フランスの老舗ナイフメーカー「OPINEL」との共同制作に至りました。
二唐刃物鍛造所が担当したブレード部分は、手作業で叩くことによって生まれる「槌目」が、独特な趣を醸し出します。
ナイフ課の清野雄輝課長が1年掛けて1人で研ぎ上げました。
【二唐刃物鍛造所ナイフ課 清野雄輝課長】
「私も実は1本、OPINELのオリジナルのナイフを持っているんですけれども、まさかユーザーの立場からつくる側になるなんて思ってもいなかったので、かなりびっくりしました」
「青森のリンゴを切って使っていただけたら、かなりうれしいなと思います」
ナイフは1本およそ5万7600円。限定2100本が、フランスやアメリカで10日ほどで完売しました。
【二唐刃物鍛造所 吉澤剛社長】
「会社自体も、歴史に恥じないような品質の高いものづくりを心掛けていきたいと思っています」
※追記:OPINEL社から販売店への注文分が完売。一部店舗では、販売継続しているところがあるということです。