平内町の小湊漁港では、午前8時前に最初の船が養殖ホタテの半成貝を水揚げしました。
平内町漁協によりますと、いつもの年であれば4月から始まる半成貝の水揚げですが、ホタテの生育が悪く、2025年は連休明けにずれ込みました。
【生産者】
「やっぱり海のプランクトンもなかったと思う。(生育が)2カ月以上は遅れているから、もう昨年みたいな貝には戻れないでしょう」
「ホタテそのものが、去年に比べると重さが半分くらいなのかな、そういう感じで大きさも小さいし重みも少ない」
【平内町漁協 柴田操専務】
「この地区でも1日当たり最盛期には100トン近く揚がるんですよ。それが今年の場合は20トン揚がるときがあるのか、というレベルだと思うんです」
小湊漁港に9日に水揚げされたホタテは、およそ2トンにとどまりました。
【平内町漁協 柴田操専務】
「本来であれば、今が最盛期という状況なのですが、今年は最盛期を迎えることなく終了するのかな」