通常総会で二木春美会長は、ホタテ養殖漁業は最大の危機に直面していると強い危機感を示しました。
県漁連によりますと、2024年度の陸奥湾ホタテの水揚げ量は3万76トンで、水揚げ量が少なかった前の年度から2万トン以上減少しました。
また、販売額はおよそ86億円で前の年度から42億円以上減り、新型コロナの影響を受けた2020年度以来4年ぶりに100億円を割り込みました。
【県漁連 二木春美会長】
「7年度もそれ以上に厳しい状態で価格は高いけれど、数量がなければ生産者も維持していけない」
2025年度の計画では水揚げ量はさらに減って2万トン、販売額は72億円と見込んでいます。