太鼓の練習を始めたのは、養生幼稚園の年長組の園児13人です。長年はやし方を務める伏見要さんの笛の音に合わせて太鼓をたたきます。
周りで掛け声を送るのは、年中年少の園児たちです。
「ヤーヤードー」
練習初日ということもあって、まだ音がそろわない園児たち。伏見さんは、右手を高く上げて太鼓をたたけば、リズムを合わせやすいと教えていました。
【園児】
「こうやってぐるぐる回したら上手になるって教わりました」
「いっぱい練習したい。30分歩くからね」
「練習したら楽しいです」
「めっちゃ上手に練習したりする」
養生幼稚園では、地元の伝統文化に幼い頃から親しんでもらおうと、1950年からねぷたの自主運行を行っていて、2025年で76回目になります。
2025年の運行は7月6日で、300人ほどが参加し大小12台のねぷたと一緒に幼稚園の周辺を練り歩きます。