日銀青森支店が発表した県内金融経済概況によりますと、県内の景気は「一部に弱い動きも見られるが緩やかに回復している」として3カ月連続で判断を据え置きました。
個人消費は、サービス消費を中心に回復しているとしました。コンビニエンスストアの様々な販売促進キャンペーンなどの影響でこれまでの「弱めの動き」から「横ばい圏内の動き」となりました。
一方で、百貨店については食料品などにおいて需要低迷が続いていることを踏まえ、「緩やかに減少している」として2年4カ月ぶりに下方修正しました。
また、観光を含むサービス消費は着実に増加しているとし、背景に台湾や韓国との定期航空便やクルーズ船の寄港が増加し、観光需要が高まり効果があったということです。