1710年に創建された弘前藩の4代藩主、津軽信政をまつる高照神社は、近年の大雪といった厳しい気候や経年劣化により、破損が深刻となっています。
拝殿の屋根は銅板がはがれ、いつ雨漏りしてもおかしくない状態。本殿へつながる廊下の屋根も壊れてしまい、トタンを敷いて養生しています。
拝殿などの修繕に必要な総工費はおよそ5億9千万円。そのうち、5億5千万円は国や県、弘前市の補助を見込んでいますが、残る4000万円をこの地区に住む43世帯の氏子だけでは集めきれないため、クラウドファンディングを実施することにしました。目標金額は2800万円です。
【高照神社運営検討委員会 葛西修造会長】
「決して私どもだけの問題ではないと思っていますので、何卒皆様方の力強いご支援ご協力をぜひお願いしたいと思っています」
募集期間は7月1日から8月17日までで、Tシャツや神社のポストカードなどの返礼品を用意しています。