青森消防本部では、7月2日から8月31日までの日中、午前9時半から午後5時までの間、救急隊をこれまでの10隊から11隊に増やします。
青森市で、この「日勤救急隊」の発足式が行われました。
2024年まで3年間の青森市の月別出動件数を平均すると、8月が1年でも最も多くなっています。
また、熱中症の搬送者数では7月と8月が全体の8割から9割を占めています。
「日勤救急隊」の運用はこうした状況により迅速に対応するためのものです。
水分・塩分・糖分補給に加え、熱中症かもと思ったら、まずは…。
【青森消防本部 村上靖消防長】
「涼しい場所に移動していただく。呼吸が楽になるように衣服を緩めていただく」
「例えば脇の下や脚の付け根に冷たいもの、ペットボトルなどの飲み物でもいいので、大きい血管があるところに当てて、体温を下げていただく工夫を」
青森消防本部では、救急車の後部にも表示するなどして熱中症への注意を呼び掛けています。