小泉農水大臣からの要請を受け、宮下知事は、つがる市の倉光弘昭市長や東北町の長久保耕治町長、青森県内の生産者たちと農水省を訪れ、コメの増産について直接意見を交わしました。
宮下知事は、県産米3品種の特徴を紹介した後、2025年産は2万5000トンの増産を予定していて、2026年産は1万2000トンの増産に向けた準備を進めていることを報告しました。
【宮下知事】
「日本の食卓をこの青森県産米が救っていくという世界観を作っていきたいと思いますので、大臣もどうぞご協力をよろしくお願いいたします」
小泉農水大臣は、国として後押しする方針を示しました。
【小泉農水大臣】
「どうかこれから青森県が日本の食を支えていくんだと、そういった思いで共に頑張っていきたいと、私もまっしぐら政策を進めていきますから」
【宮下知事】
「ありがとうございます」
農林水産省によりますと、2025年産の主食用米の作付面積は、全国で過去5年間で最大の133万4000ヘクタールになる見通しです。
【宮下知事】
「いち早く、一地域でありますが協力の姿勢を示せたということは国全体を大きく動かしていくきっかけになってくれればいいかなと私は思っています」
「その後、生産者にとってもプラスになるような動きにしていっていただきたいなと思います」