これは、29日に開かれた県の地域福祉支援計画を話し合う会議で明らかにされました。
調査は2024年10月に県内に住む20歳以上の男女2千人を対象に行われ、454人から回答を得ました。
その結果、人との付き合いについて「ほとんど顔も知らない」と答えたのは18.9%で、前回2019年の調査より8.1ポイント上昇したことが分かりました。
その一方、「顔を合わせればあいさつをする」と答えたのは69.8%で、前回より7.7ポイント減少、「会えば立ち話をする」と答えたのは29.1%で、前回より10.3ポイント減少しました。
【青森県地域福祉支援計画推進委員会 吉田守実委員長】
「特に災害などを経験すると、基本的に助けてくれたのが隣の人だとか声を掛けてくれたのが近所の人だったという話はたくさん聞きますので、いかに近所付き合いが大事なのかなとは思っています」
また、福祉に関する情報の入手先については「市町村の広報」と回答した人が最も多く、「インターネット」と回答した人の割合は増加し、前回の倍以上になっています。