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県南地方 約1カ月まとまった雨降らず 田んぼにひび割れ 夏野菜の生育にも影響

2025.08.04(月) 18:45

雨がなかなか降らない中、青森県南地方では水不足による農作物への被害が懸念されています。

【八戸市のコメ生産者 三浦政志さん】
「水回る所は回ってくるのですけれども水(源)の遠い所、それが水が行かない状態」

こう話すのは八戸市尻内町のコメ生産者三浦政志さんです。この地域では馬淵川からポンプで水を引き揚げ支流の浅水川の水と合わせてそれぞれの田んぼに供給していますが、1カ月ほどまとまった雨が降っていないため浅水川の水位低下が著しく、十分に行き渡っていません。

【八戸市のコメ生産者 三浦政志さん】
「雨がないということで田んぼの下の方の人が1~2割の人が大変、水が入っていない状態」

一帯の田んぼの中で最も下流に位置する場所では1割から2割でひび割れが起きているとみられています。コメの増産が全国的に叫ばれる中での日照り続きに。

【八戸市のコメ生産者 三浦政志さん】
「間違いなく少なくなるこの水が大事な時に水がないと収量は落ちる、品質は落ちる」
「ここ何とか雨降ってくれれば、明日からの雨に期待するしかない」

水不足の影響は夏野菜にも。

【八戸市のピーマン生産者 上野行治さん】
「実は着いているのだけれど結局成長が少ないから、まだ取れない状態だから雨降ればどうなるか」

このように嘆くのは八戸市のピーマン生産者、上野行治さんです。水不足の影響もありピーマンの成長が例年に比べて1週間ほど遅くなっているということです。

【八戸市のピーマン生産者 上野行治さん】
「(ここまで雨が降らないのは)初めてだね、初めて、までこんなことはない」
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