「外出が困難な場合」は、自宅の2階などへの「垂直避難」も有効です。
その場合は、崖から離れた2階以上の部屋でお休みになってください。
そして、川や崖の側など、「危険な場所には近づかない」ようにして、「情報収集」に努めるようにして下さい。
また、土砂災害には、「土石流」「地滑り」「崖崩れ」の3つがありますが、それぞれ前兆現象が見られることがあります。
土石流の場合、
・川に流木が混ざる
・川の水が急激に濁る
・雨の日に川の水位が急に下がる
これは、上流で川の水がせき止められている可能性があるためです。
地滑りの場合、
・地鳴りや山鳴りがする
・亀裂や段差が発生、拡大する
がけ崩れの場合、
・崖にひび割れ
・地鳴り、小石が落ちてくる
・湧き水が出る、あるいは止まる
・異様なにおいがする
といった前兆現象です。
避難に関する情報が出ていなくても、このような前兆現象がある場合には、身の安全を確保するようにしてください。今後も秋雨前線や台風などにより、大雨になる可能性もありますので備えをしていきましょう。