2025年研修事業に挑戦するのは、32歳から39歳の3人です。
開講式では、青森県漆器協同組合連合会の石岡健一会長が「しっかりと3年半津軽塗の技術を学んで、世界に向けた作品を生み出していただければと思っています」と激励しました。
津軽塗後継者育成研修事業は、担い手不足を解消し、次世代に伝統の技を継承しようと、2007年に始まりました。研修生たちは3年半に渡り、津軽塗の道具作りや塗りの技術といった基礎を学びます。
【研修生(藤崎町出身) 高木渉さん(39)】
「継承していくというところと津軽塗で生計を立てていくというところを両立できるような職人になれるようになりたいなと思っています」
【研修生(北海道南幌町出身) 平原侑希さん(33)】
「作り方だったり長い歴史があったりだとか、そういったものがすごく面白いなというか、すごく興味深いなと思って自分もやってみたいなと思って応募しました」
津軽塗後継者育成研修事業では、これまでに20人が卒業したということです。