警察によりますと、50代の女性は7月1日ごろTikTokから自称、韓国出身の「キムジグウォン」を名乗るLINEアカウントに誘導されました。
好意を抱いた女性は暗号資産の取り引きを勧められ、投資アプリをインストールして18万円余りに相当する暗号資産を送信しました。
アプリ上で利益が出たことから、さらに8回にわたり1400万円近くに相当する暗号資産を送信しました。
一方、40代の女性はマッチングアプリで出会った「吉田良太」を名乗る男とLINEでやりとりをする中で好意を抱き、7月中旬、勧められるまま投資サイトに登録しました。
アプリ上で利益が発生し、実際に現金21万円が女性の口座に振り込まれたことから女性はその後13回にわたって暗号資産1140万円相当を送信しました。
警察は「必ずもうかる」などと話し投資を勧める場合は詐欺の可能性があるとして1人で対応せず、家族や知人、交番などに相談するよう呼び掛けています。