大間町議会は11日、大間原発対策特別委員会を開きました。
この中でJパワーの倉田一秀大間現地本部長は、「安全対策工事の物量は極めて大きい。プラント審査にも一定の時間が掛かってしまう」としたうえで、「2030年度の運転開始目標は、まだ確度の高い工程の全体像が見えていない状況のため、全力を尽くして目標を目指すが、厳しいというのが正直な気持ちです」と述べました。
これに対し、大間町議会の石戸秀雄議長は「まさか就任早々、そういう言葉が出るとは思いもよらなかった。何としてもやり遂げるんだ私の就任中に、くらいな感じで臨んでほしいというのが正直な気持ちです」と応えました。
大間原発についてJパワーは2024年9月、安全強化対策工事の開始延期を表明していますが、2030年度の運転開始目標は変更していません。