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自民党県連 弘前市のリンゴ園視察 クマによる食害多発「電気柵の補助」求める

2025.10.03(金) 18:45

ある生産者は対策に20万円以上かかっていると嘆きます。クマによる食害が増えていることから、自民党青森県連が弘前市内のリンゴ園を視察しました。

弘前市一野渡地区で行われた自民党県連の視察。最初に訪れたのは県の園地です。ここでは2024度からAIカメラでクマを検知したら、サイレンで追い払う装置の実験を行っていて、県の担当者が仕組みや効果について説明していました。

続いてはクマによる食害があったリンゴ園地。山下豊光さんの園地ではおよそ10本の木が被害に遭い、根元周辺にはクマがかじったリンゴがいくつも転がっていました。

【自民党 木村次郎前衆院議員】
「どういったことを要望したいですか?」

【生産者 山下豊光さん】
「効果ある電柵にどれだけ補助してもらえるか」

クマ対策として生産者が行っているのが電気柵の設置です。およそ1.5ヘクタールでリンゴを栽培している葛西廣太さんの園地では20万円以上かけて電気柵を増設しました。

【生産者 葛西廣太さん】
「何も対策取らなければかなりの被害だと思いますよ、山岸辺りは電柵をやっていなければ収量は半減するぐらい被害が出ると思いますよ」「一番効果があるのが電気柵ですので、それに対する補助金ですよね」

【自民党県連 滝沢求会長代理】
「今までで最も今年が大変な被害を被っているという話も伺いましたので、このタイミングで現地を調査・視察して、予算も含めどういう形で対策できるか検討していきたい」
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