五所川原工科高校では、大雨の影響で近くにある十川の氾濫危険情報が発表され、避難指示が出た想定で訓練が行われました。全校生徒およそ400人と教職員たちが、2階以上の高い場所に垂直避難する手順を確認しました。
また、初の取り組みとして、隣接する「こども園さかえ」の園児およそ60人も訓練に参加。生徒が園児を安全に2階まで誘導しました。
【園児を誘導した生徒】
(Q.災害が発生したら)「まず自分の安全を確保したうえで、周りを見て行動しようと思っています」
【五所川原工科高校 山口正実校長】
「ぜひ、町内会とか地域住民の方々に、避難できる場所であるということを認識していただくためにも(訓練を)進めていきたい」
五所川原工科高校は市の避難場所に指定されていることから、学校全体で地域の人々の受け入れ体制などを確認していました。