これから見頃を迎える矢先でのまさかの事態。幹や枝が折れたのはおいらせ町にある県指定の天然記念物「根岸の大いちょう」です。
県南地方を中心に大荒れの天気となった今月初め、町民から通報を受けた町の担当者が被害を確認し、現在は安全性を確保するため通行止めとなっています。
幹周りが16メートル高さが32メートルほどある大イチョウ。複数に分岐した幹のうちの1本が高さ5メートルほどのあたりで折れているということです。
町の担当者は・・・。
【おいらせ阿光坊古墳館 小谷地肇館長】
「強風が強かったので恐らく風で折れたのだろうと考えております」「非常に大きくて高くて立派な木だったのですが折れてしまって」「非常に残念としか言いようがないです」
小谷地館長によりますと大イチョウが色付き、見頃を迎えるのは10日ほど先。ただ、折れた幹や枝の撤去作業の完了時期が見通せないため、今年は通行規制エリアの外から楽しむしかなさそうとのことです。














