長ネギが、猛暑の影響で高騰しています。茨城県産は3本で214円と、例年より2割高くなっています。ニンジンも、関東産の出荷遅れにより、3本入り1袋で258円と、例年より2割高騰。鍋の季節に需要が高まるキノコも、人件費や輸送費の高騰も加わり、エノキは200グラムで150円、エリンギは100グラムで139円と、先月から価格が上がってきています。
そして―
【服部未佳アナウンサー】
「今、異常に高騰しているのが、トマト。すっかり定番となっているトマト鍋が、気軽に楽しめない価格となっています」
九州産トマトは、Mサイズ1個268円!Sサイズも2個入りで411円。ミニトマトは100グラム当たり192円と、例年より5割から7割も高くなっています。
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「トマトやミニトマトは、主力産地の熊本県での大雨や、気温が下がり割れてしまったことから、需要に対し出荷量が足りていません」
一方、葉物野菜は、例年並みの価格で推移しています。
群馬県産シュンギクは171円。関東産のミズナは171円。宮城県産セリは279円。
さらに、去年異常な高値だったキャベツや、レタス、ホウレンソウ、ニラなど、いずれも例年並みの価格で並んでいます。
そして!
【服部未佳アナウンサー】
「今、お買い得なのが、鍋料理に欠かせない、ハクサイです!」
近年高騰が続いていたハクサイ。茨城県産は、4分の1カットで139円と、例年より2割安くなっています。
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「ハクサイは、主力産地の茨城県で豊作なため、順調に入荷しています。ぜひ鍋にたっぷり入れてお楽しみください」
魚売り場には―
旬を迎えるタラが。北海道産や青森県産が並んでいますが、今年は水揚げが少なく、100グラム当たり257円と、やや高騰しています。
宮城県産の牡蠣は、生食用・加熱用ともに、去年より3割高騰。広島県産が記録的な不漁で、その影響もあり東北産の需要が高まっています。
ただ!
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「マエダストアでは、シーズン契約で価格を決めていますので、去年よりも少し安く販売できています」
お肉売り場では―
人件費や輸送費の高騰、為替の影響などから、国産も外国産も全般に、相場が上がっています。
【服部未佳アナウンサー】
「それでも食べたい、お肉!鍋料理におすすめのお肉はありますか?」
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「『下北どり』がおすすめです!下北どりは、柔らかい肉質で甘みがあり、ビタミンEが豊富です。一般的な鶏肉のおよそ3倍含まれています」
いずれも100グラム当たり、むね肉は127円、もも肉やササミは192円です。
また、鍋料理にぴったりの「下北どりの手作りだんご」は、冬限定!野菜入りと軟骨入り、いずれも100グラム当たり158円です。
手作りだんごと、もも肉の切り身が入った「下北どり鍋セット」も、人気を集めています。
また、下北どりや下北豚(とん)の1人用鍋セットも。ちゃんこ鍋やもつ鍋、すき焼きやキムチ鍋など、種類豊富です。例年と同じ価格で販売されています。
お惣菜コーナーには、一番だしにこだわった、1人用おでんも。こちらも冬限定です。
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「豆腐やこんにゃくなどは値上げせず、安定した価格で販売しています。手頃な食材や、1人鍋セットなどを活用して、鍋料理を楽しんでいただきたいと思います」
















