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三沢漁港沖で貨物船と漁船衝突 4人死亡 「止まっている漁船にぶつかってきた」

2026.03.17(火) 18:45

きのう夜10時45分ごろ、八戸港を出港した漁船「第六十五興富丸140トン」。事故は、その2時間半後に起きました。

午前1時半前、三沢漁港沖およそ20キロの海上で、貨物船の船長から「漁船と衝突し、漁船が転覆している」と八戸海上保安部に通報がありました。

【救助に当たった船員】
「作業して止まっている漁船に貨物船がぶつかってきたって…」「沈没した船の油や小さい小物が浮いてたのでそれを見て近付いたら人だった」

転覆した漁船から、夜の海に投げ出された20代から70代の全乗組員13人。

朝までに全員救助されましたが、そのうち4人が意識不明の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

亡くなったのは、階上町の甲板長石沢文男さん(78)、八戸市の調理を担当する司厨手神谷忠さん(65)、階上町の甲板員重文字幸雄さん(75)、岩手県洋野町の甲板員長根博文さん(61)の4人です。

【中井友紀アナウンサー】
「こちらが漁船と衝突した貨物船です船の前方船首の部分を見てみますと縦に傷がありまして、下のほうが深くくぼんでいるのも確認できます」

衝突した貨物船は、広島県呉市の「末広丸748トン」で、きのう午後4時に北海道の苫小牧港を出港し、千葉県の君津港に向けて、岩石を運んでいました。

漁船の所有者興富丸漁業の社長は、漁船は漁の準備をしている間に、貨物船に衝突されたと話しています。

【興富丸漁業 秋山貴志社長】
「すごい音と振り向いたらすぐそこに(貨物)船がいたと」「ぶつかってから3分足らずで沈んでいった…」「(貨物船側の)見張りが不十分で一方的に突っ込まれた、ぶつけられたという感じはします」「(貨物船側が)責任持って行動を取っていればこういうことは起こらなかったんじゃないかと思います」

事故当時の現場は、視界は良かったということで、関係者によりますと、貨物船は漁船の真横にスピードを落とさずにぶつかったということです。

※国土交通省の運輸安全委員会は、この事故を詳しく調べるため、八戸市に調査官を派遣しました。
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