【演技】
「胴、面、突き!」
なぎなた成年女子に出場する弘前市出身の三浦鈴蘭選手。
三浦選手は、2025年に行われたあおもり国スポのプレ大会都道府県対抗なぎなた大会で青森県チームの団体8位入賞に貢献。青森県勢として初の入賞となりました。
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「今まで10年くらい積み上げてきたものが、やっと形になって現れたのかなと思っています」
国スポのなぎなた競技は団体戦。演技と試合の2つで構成されています。
演技は、防具をつけずに行い、攻めに当たる「しかけ」と防御に当たる「応じ」を2人一組で演じます。
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「「しかけ」と「応じ」の呼吸の合い方と、姿勢の正しさが主に評価につながると思います」
(Q.剣のどの部分が大切)「ここのもの打ちのところ、節目にあるところの10センチくらいのところですね。ここが相手の打突部位に面なら面、すねならすねの打突部位にしっかりと打突していること」
一方で試合競技では、剣道と同じく相手の面や胴などを打突して一本を狙いますが、なぎなたではさらに、すねも有効打となります。
【福代隼士アナウンサー】
「すねも防具があるんですね」
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「あ、そうです。これがなぎなたの特徴かと思います。すねがあるのが」
3本勝負で2本先取したほうが勝利。延長戦は1本勝負となります。
三浦選手が面で1本を取り、試合を決めた場面です。
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「この瞬間に、私の面が相手の面に入っていると思うんですけど、このくらいしっかり打突するのと、私の姿勢がぐらついてなく、パッと入っているので一本になります」
さらに、この面を打突する瞬間が、三浦選手の持ち味が発揮された場面でもありました。
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「一瞬、(対戦相手の)齋藤さんの動きが、重心が前にすっと入ってくる瞬間、打突来るなというのが分かるので、私はその体重移動なしに入っちゃいます」
三浦選手が見ていたのは、相手が技を出そうとした瞬間に生まれる一瞬の隙。その隙を捉えて先に面を打突しています。
【共に国スポに出場 小田楓香選手】
「普通の人は、動こうと思った時に上半身から出ちゃうところを、三浦の体が腰から下半身で全部一致しているので、ノーモーションでグッと動きなしで足が出るのが持ち味です」
三浦選手と共に出場する2人は、弘前中央高校時代の同級生と一学年下の後輩です。
【ともに国スポに出場 小田楓香選手】
「3人で稽古というのは高校生ぶりなので、7年ぶりくらいにこうして2人と長く練習できて、すごいチームの士気が上がっているのを感じます」
高校時代から国体・国スポに出場してきて、青森国スポが10回目の挑戦となる三浦選手。県勢として初の入賞8位以上を目指して18日に初戦を迎えます。
【なぎなた成年女子に出場 三浦鈴蘭選手】
「国スポは、私たちだけの大会じゃないのはすごく感じていて、周りの関係者の皆さんとか応援してくださる方々にちゃんと感謝を伝えつつ、なぎなたの持っている魅力をちゃんと伝えられるようにその役割を果たしたいなと思っています」
【福代隼士アナウンサー】
なぎなた競技の見どころです。
使用するなぎなたは2メートル以上にもなりますが、相手に打突して有効打となる部分は決まっています。
赤丸をつけた部分が剣において一番切り込みが入る部分「物打」といいます。
この部分の長さは10センチほどだといい、この部分で切り込まないと有効打にはならないんですね。
さらに、「気剣体の一致」といいまして、声、剣の正しい操作、体、姿勢が打った瞬間にそろっている必要もあります。
このあたりに注目するとなぎなた競技を楽しくみることができるかもしれません。
















