「あなたは現在、幸せですか?」
街の人にこの質問をして、点数を集計する、大東建託の「街の幸福度ランキング」。15日、東北エリアのランキングが発表されました。トップ5です。
2022年、東北1位だった藤崎町は今年も2位と大健闘!そして、今回藤崎町を抑えて初めて幸福度ナンバー1の街に輝いたのは・・・・おいらせ町!
2022年から順位を5つ上げて見事1位に輝きました。
【町民】
「えー!知らなかった」
「私、青森から15年ぐらい前にこっちに引っ越してきたんだけど、雪降らなくていいよね」
「住みやすいです」
「子育てにはいいと思います」
この結果について、麗澤大学の宗健教授は、おいらせ町の人口減少率が、県内でも低い状況を踏まえてこう分析。
【麗澤大学 宗健教授】
「結婚して、子どもがいて家を買って、まさに今子育て中の人たちの幸福度の方が、比較的高いんですね」
「子育て世帯が、新しく流入してくる。そういう人たちの比率が高まると、平均的な幸福度が上がるという構造明らかにあると思います」
子育てしやすい町づくりに力を入れているおいらせ町。
小中学校の給食費や、中学生以下の医療費の無料化などに取り組んでいます。
また、子育て世帯の移住支援も行っていて対象学区に新しい家を建てると、最大で100万円の助成も。
さらに、子ども一人につき10万円が助成金に追加されます。
【麗澤大学 宗健教授】
「子育て支援策と、イオンモール下田と住宅供給というものが3つちゃんと組み合わさってうまくかみ合って人が増えている。そういう人が増えると、若い人たち子育て中で幸福度が高いという構造の上手い循環になっていると思います」
幸福度が高い要因について、おいらせ町の小向仁生副町長は・・・。
【おいらせ町 小向仁生副町長】
「八戸市、三沢市、十和田市に囲まれた中心地にあるということで、新幹線の八戸駅、三沢空港、八戸のフェリーふ頭、交通の要所というか」
「便利性を感じていて、住んでいて幸福だなというふうに思っているのかなと思います」
(Q.副町長は今幸せ)「はい!とっても幸せです!」
「こんにちは、おいらせ町地域おこし協力隊の久保田と申します、よろしくお願いします!」
およそ2年前から、地域おこし協力隊として働く滋賀県出身の久保田仁さん。おいらせ町に来て幸せを感じる瞬間は・・・。
【おいらせ町地域おこし協力隊 久保田仁さん】
「身近なところで、四季の魅力を感じられるのが一つ幸福ポイントかなと思います」
そんな久保田さんは、町の風景を写真に撮り、インスタグラムに投稿。町の魅力を全国に発信しています。
【おいらせ町地域おこし協力隊 久保田仁さん】
「1年2年だけでは、まだまだ見切れない、もっとこんな姿見てみたいとか、まだ会ったことがない、野鳥もいるのでまだまだ楽しみが尽きない、そんな街ですね」
(Q.今幸せですか)「幸せですね」