大間漁港では、午前9時すぎから漁を終えた漁船が戻り、クロマグロが次々と水揚げされました。そして、重さを量った後、氷が入った木箱に入れていきました。
年末には、重さが230キロを超える大物を始めとする21本のマグロが水揚げされていて、箱詰めされたこれらのマグロはトラックに積み込まれ、午前9時半ごろ、第一便として豊洲市場に向けて出発しました。
漁協によりますと、4日は第二便と合わせて、およそ30本のマグロが出荷されました。
大間マグロは、初競りで最も高い値を付ける縁起物の「一番マグロ」を12年連続で獲得していて、関係者は、13年連続の最高値獲得に期待を寄せています。
【大間漁協 菊池朋也さん】
「いつもよりちょっと小さいけど、ものは悪くないので、トップ取ってほしいと思っていますけど」
【大間漁協 小鷹勝敏組合長】
「漁師たちが、1位取るという気持ちでいるから、あしたにならないと分からないけど、皆そういう気持ちでやっていますから」
豊洲市場の初競りは、5日早朝に行われます。