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青森県三沢市の店舗で、麻薬成分を含む商品を所持していたなどとして、２８歳の自営業の男が、麻薬取締法違反の疑いなどで逮捕されました。

逮捕されたのは、三沢市中央町にある「ＧＯＯＤ　ＣＨＩＬＬ」三沢店の経営者で、住所不定の湊総一朗容疑者（２８）です。

厚生労働省東北厚生局の麻薬取締部によりますと、湊容疑者は２０２３年７月、三沢市中央町の店舗で、麻薬成分を含む液状物０．４３７グラムと、指定薬物の成分を含む液状物０．７６８グラムを販売目的で所持していた疑いが持たれています。

東北厚生局麻薬取締部は、大麻の疑いがある「草魔人（くさまじん）」という商品が売られているという情報に基づき、２０２３年７月に、三沢市の店舗を含む全国の２９店舗を捜索していました。

東北厚生局の麻薬取締部は、２２日の捜索で、三沢市の店舗から商品など１００点以上を押収し、今後鑑定を進め、営業の実態や違法性について調べを進める方針です。

麻薬取締部によりますと、県内で危険ドラッグを販売する経営者が逮捕されるのは、初めてだということです。