パリオリンピックの日本代表内定を決めた青森市出身バドミントンの奈良岡功大選手についてです。生まれ故郷である青森市浪岡でトレーニングを続けています。
23日の浪岡体育館。慣れ親しんだ場所で体を動かす奈良岡選手。そこにやって来たのは、母校である、浪岡中学校バドミントン部の部員たち。オリンピック内定を決めた先輩について聞いてみると。
【2年生 髙坂羽菜さん】
「同じ中学校の先輩としてすごいと思うし、尊敬します」
【3年生 鈴木悠輔さん】
「やっぱり自分とは技術が全然違って、憧れの先輩です」
【1年生 篠原緑さん】
「自分はオリンピックで金メダルを獲りたいと思っていて、そのためにも功大さんのようなプレーを目指して頑張っています」
短い時間でしたが、憧れの先輩と2対1での打ち合いが実現しました。
【奈良岡功大選手】
「スマッシュが速すぎてびっくりしましたね。中1の頃から知っていて、その時は体が小さくて球も遅かったんですけど、今はこれくらい速くて、ほぼスマッシュの暴力だなって言ったんですけど、それくらい成長してくれてうれしいなと思います」
一夜明け、地元での調整最終日。自らをレシーブ型の選手と分析する奈良岡選手。24日の練習テーマは「攻めのプレー」。実践を想定し、ネット際での攻防や、迫力のあるスマッシュを繰り出していました。
奈良岡選手はオリンピック本戦まで、シンガポールオープンなど4大会に出場したあと、オリンピック本戦に挑み、日本人男子初のシングルスでのメダルを目指します。
【奈良岡選手】
「オリンピックは特別な舞台だと思っているので、日本の皆様に応援されるように自分の試合で勇気をつけられるように頑張りたいと思っています」
「プレッシャーで左耳が聞こえなくなったり」パリ五輪内定のバドミントン奈良岡功大選手に迫る<前編>