宮城県で行われている高校野球春の東北大会です。青森第1代表・弘前学院聖愛が岩手・花巻東と決勝戦を戦いました。
【坂本庸明記者】
「仙台育英、盛岡大附と強豪を倒して決勝に進んだ聖愛。5年ぶり2回目の春の東北大会優勝を目指します」
春の東北、頂上決戦。聖愛は5年ぶり2度目の優勝を目指し花巻東との決勝に挑みます。
花巻東先発今野、聖愛先発吹田両投手の投げ合いは7回まで0対0の投手戦となります。
再三のピンチをしのいだ聖愛は8回。先頭8番の佐藤がセーフティーバントで出塁。1アウト2塁として、1番内山もセーフティーバント。チャンスを広げます。
先制なるか聖愛。1アウト3塁1塁で2番キャプテンの貴田。貴田もセーフティーバント。これが内野安打となり、聖愛が1点を先制。4連続バントで均衡を破ります。
そのウラ、今度はピンチの聖愛。1アウト3塁で花巻東は途中出場の2番山﨑。バントにはバントを。強豪・花巻東に同点に追いつかれます。
試合は延長タイブレークへ。2対2で迎えた10回ウラ。なおも2アウト3塁1塁とサヨナラのピンチ。打席には花巻東1番簗田。
吹田のこの試合119球目を弾き返し、サヨナラタイムリー。聖愛は花巻東に3対2で敗れ、準優勝に終わりました。
【弘学聖愛 原田一範監督】
「最後は完全に野球で負けたなという印象です」
「帰ってからしっかり練習して、夏の大会までにはまたもう一皮むけて、大会に臨みたいと思います」
高校野球 春の東北大会準決勝 弘前学院聖愛・芹川の好投で盛岡大附(岩手)にコールド勝ち