高校野球夏の甲子園。八戸学院光星は12日、いよいよ初戦を迎えます。
「お願いします」
11日は午前8時前から練習をスタートした光星。大阪に入ってから10日余り。初戦は第1試合ということで、朝型のリズムに慣れるため、午前4時すぎには起床。そして、散歩とスイング練習を欠かさず行ってきました。
【八学光星 仲井宗基監督】
「最後まで諦めず泥臭く、しっかり朝型の体にしてきましたので、初回の1球目から全員がはつらつと全力を出し切れるようにしていきたいと思います」
【大熊ちひろ記者】
「セミにも負けず大きな声で気合が入る光星の選手たち。初戦前日も快音を響かせています」
夏の青森大会では5試合で55安打41得点と打の光星を見せつけました。高校通算24ホーマーのキャプテン中澤は、この日の練習でも場外ホームランが飛び出すなど、好調を維持しています。
【中澤恒貴主将】
「勝負強いバッティングと、ピンチでしっかり守れる守備をしっかり甲子園でやって、チームを勝たせられることができれば良いなと思います」
2年生のダブルエースは調整が分かれました。夏の青森大会決勝では自己最速の148キロをマークした岡本。11日はブルペンでおよそ20球を投げ込みました。
一方、この夏の甲子園からエースナンバーを背負う洗平。ノースロー調整で12日の初戦に備えます。
【洗平比呂投手】
「マウンドに行ったら背番号は関係ないので、しっかりそこは投げ切れれば良いかなと思います」
「チームが勝つのが条件なので、そこにつながれば良いかなと思います」
悲願の全国制覇へ。光星は12日の第1試合で、秋田代表の明桜と対戦します。