18日に開幕する高校野球春のセンバツ。青森県勢は青森山田と八戸学院光星の2校が出場します。
2023年秋の東北大会で準優勝し、5年ぶり11回目のセンバツ出場となる八戸学院光星。夏に続いて2季連続の甲子園出場です。
光星といえば、何といっても全国屈指の打撃力が持ち味。しかし、このセンバツは勝手が違うようで…
【八学光星 仲井宗基監督】
「新基準のバットになって、打つのが難しくなる」
投手と打者とのバランス維持のため、バットの基準が変わり、低反発バットに。そこで重要になるのが…
【仲井宗基監督】
「投手力は本当に重要になってくるのかなって思います。打つのが難しいとなった時に、無駄な四死球を出すようでは負けにつながる要因にもなりますし」
仲井監督がカギと語る投手力。その中心を担うのは、洗平と岡本、左のWエース。
1年の時から活躍する洗平。2023年の夏は、エースナンバーも背負いました。最高学年となる2024年は、今まで以上の投球を期待されています。
【八学光星 洗平比呂投手】
「センバツには強い高校が出るので、どう通用するか楽しみです。自分が投げるところは大事な場面だと思うので、チームを勝たせるピッチングをしたいです」
最速148キロの本格派サウスポー、岡本は、勢いのある剛速球に加え、変化球のキレもアップ。
【八学光星 岡本琉奨投手】
「ストレートでどんどん押していくっていうのが自分の持ち味だと思います。スライダーの球速が3.4キロ上がって、キレも増して自信があります。完封完投したいというのが目標です」
さらには、森田、佐藤といった140キロを超える左投手もいて、最強カルテットが勝利に導きます。
もちろん伝統の打撃も健在。その中心は前チームからレギュラーのキャプテン砂子田。
【八学光星 砂子田陽士主将】
「甲子園はみんな初めてだと思うので、引っ張って行けるようなバッティングをしたいと思います」
青森県内屈指の強豪校、光星が総合力を武器に初の優勝を目指します。
【洗平比呂投手】
「チームの目標は最終的には全国制覇。最低限、前年夏の成績(ベスト8)を超えるような成績で、それにつながるようなピッチングが出来ればと思います」
八戸学院光星は初戦は18日の開幕ゲーム。関東第一(東京)と対戦します。
センバツ組み合わせ 八学光星「開幕戦に見合った試合を」 青森山田「石川地震や100周年を宣誓したい」青森2校の主将が意気込み