全国から集まった22歳以下の女子バドミントン選手による団体戦「ダイヤモンドカップ2023」は3日、大会最終日を迎え、初代女王に埼玉栄高校が輝いた。
舞台となった青森県に中学から4チーム、高校から20チーム、大学から8チームの合わせて32チームが集まって開かれた大会は、カテゴリの区別なく試合をするのが特徴で、最終日の3日は決勝リーグの残り試合を行った。
優勝チームを決める最上位グループは、埼玉栄高が明治大学を破り、3戦全勝。初代女王に輝いた。明治大学は2位に終わり、3位法政大学、4位青森山田高Ａの順位になった。
この時期に全国から選手が集まって開かれた初めての大会。企画、運営した大会委員長の青森山田高・藤田真人監督は「各校ともに新チームが結成されて日が浅い状況で、これからの強化の課題を抽出するためには非常に意義が大きかった」と成果を話す。また、カテゴリが異なるチームの対戦についても「普段やらないタイプと複数試合ができるのは選手にとって良いこと」と、若手女子バドミントン界の底上げにもつながっていることを示していた。
大会に出場した「未来の原石」たちは、それぞれの課題を自チームに持ち帰り、来春以降の各種大会で輝きを増すために、ひと冬掛けて鍛錬に励む。
これらの試合をはじめ、大会の様子は青森朝日放送の公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信されている。
22歳以下の女子バドミントン全国大会「Diamond Cup」 青森山田高などが大学勢を破りベスト4進出
女子バドミントンの「未来の原石たち」が全国から集結 12月3日まで青森県でハイレベルな戦い「Diamond Cup 2023」初開催
