2月に台湾で聴覚障害者の世界野球大会が初めて開かれます。日本代表に選ばれた弘前市出身の選手が桜田市長に出場を報告しました。
日本代表に選ばれたのは、弘前市出身で八戸聾学校教諭の尾張圭佑選手(32)です。尾張選手は「補聴器を外してプレーすることに不安があるが、ろう野球を広めるきっかけになるので、世界一になれるよう頑張ってきます」と意気込みを語りました。
これに対し、桜田市長は「世界一の目標があるので思う存分プレーをしてきてください」とエールを送っていました。
【世界ろう野球大会日本代表 尾張圭佑選手】
「補聴器を付けたくても付けられない国の人たちもいるので、その人たちと同じ平等の立場で野球ができるので、楽しみだと思うところがあります」
台北市で2月25日から28日まで開かれる世界ろう野球大会には、日本をはじめ、台湾、韓国、メキシコの4カ国が出場します。