【JR東日本盛岡支社 久保公人支社長】
「青森駅東口ビルが今年の4月26日に開業を致します」
「弊社と青森市・青森県・青森商工会議所は、4社で連携致しまして青森駅周辺のにぎわい作りに取り組んでおります」
4月26日に開業する新たな駅ビルは、旧青森駅東口の駅舎跡地を活用して、2022年5月から工事が進められてきました。
【木邨アナウンサー】
「闇夜に浮かぶ『あおもり駅』という文字を見るのも、きょうが最後になりました。時刻は午後11時を回っています。現在の駅舎がその役目を終えるまで、あと1時間ほどとなりました」
2021年3月26日に、60年余りの歴史に幕を下ろした4代目の青森駅舎。
【木邨アナウンサー】
「あれから間もなく3年が経とうとしています。旧駅舎の跡地に建てられている駅ビルも徐々に全貌が明らかになってきています。開業日も決まり、駅周辺の新たなにぎわいの創出に期待がかかります」
「JR青森駅東口ビル」では、先行して3月30日から、駅ビル内の自由通路の使用が開始されます。
駅ビルの1階から3階にオープンする商業施設の「&LOVINA」には、多くの期待の声も。
【街を訪れた人】
(Q.4月オープンということなんですけども)「早いですね。期待値大です」
「イトーヨーカドーなくなるってニュースがあったので、駅のほう、代わりにね、こうやって店入ってくれるんだったありがたいところではあります」
【街を訪れた人】
「(駅周辺は)仕事の帰りにちょろっと寄るくらいになっちゃうので、そんな目指して来るって場所じゃなかったけど、でも新しいお店見てると、ちょっと来てみたいなっていう感じはありますね」
さらに、駅ビルの4階に同時にオープンするのは…。
【宮下知事】
「あおもり縄文ステーション『じょもじょも』という名前にさせていただきます」
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の魅力を発信する施設がオープンするほか、青森市民美術展示館も移設オープンし、県や市の観光や文化の発信地として活用されます。
青森市の西市長は、「舞台は出来上がった」「誰が何を演じていくかが重要」と話し、今後、駅周辺のにぎわいを創出するためのソフト面の整備も重要だと話しました。