鰺ケ沢町では、2022年8月の大雨被害で中村川が氾濫し、多くの建物が被害を受けました。
国や県、町などは被害の防止や軽減に向けて、共同で河川改修や内水対策を行っていました。
【青森県土整備部 永澤親兼部長】
「(目的は)ここにお集まりの皆さんの取り組みを、さらに加速化させることにあります」
県は、その対策をより強化し、実効性を高めるため「特定都市河川」の指定を目指しています。
指定されると、河川改修といった予算の重点化が見込まれるとともに、法律に基づいた土地の利用規制などを推進できるようになります。
関係者が集まった22日の会議では、県が2024年度中の「特定都市河川」指定を目指す方針を説明し、流域の弘前市と鰺ケ沢町は、その方針に同意しました。
【鰺ケ沢町 平田衛町長】
「もう一度災害が発生しないように、しっかり県、関係機関と一緒になって、ハード・ソフト両面に取り組んでまいりたいと思っております」