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再処理工場の2024年9月完成目標「厳しいが変更せず」 日本原燃「規制庁の耐震評価がポイントに」

2024.03.28(木) 18:45

使用済み核燃料の再処理工場について、日本原燃の増田尚宏社長は、2024年9月の完成目標について、「厳しいという認識は変わらない」としながらも、維持する考えを改めて示しました。

再処理工場の完成時期について日本原燃は、「2024年度上期のできるだけ早期」としていて、遅くとも2024年9月中の完成を目指しています。

28日の会見で増田社長は、4月に再処理工場のすべての耐震評価データがそろうとし、その後、原子力規制庁での評価の状況が、完成目標を左右するポイントになってくるとの認識を示しました。

【日本原燃 増田尚宏社長】
「(9月の完成)厳しいという認識は変わっていないです。その中でも先月お話したように、今月出すべきものは計画通り出すことができましたし、厳しい中でも計画通りには進めることができていると思いますので」

また、原子燃料サイクルの一端を担う、リサイクル燃料貯蔵の使用済み核燃料中間貯蔵施設が、7月以降に事業開始することについて―。

【日本原燃 増田尚宏社長】
「原子燃料サイクルがきちんと回ることだと思っています。我々のところの使用済み燃料プールになるべく早く空きを作って、原子力発電所の再稼働に伴って出てくる使用済み燃料を持ってこられるようにするのが一番必要なこと」
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