28日付けで懲戒免職処分となったのは、むつ消防署消防司令補の42歳の男性職員です。
下北地域広域行政事務組合によりますと、男性職員は、2023年4月から2024年の2月ごろまでの間、青森県消防学校に講師として派遣された際に、被害者を含む受講生ら複数人と校内で飲酒を伴う懇親会を行いました。
その後男性は、どの部屋の鍵も開けられるマスターキーを使い、女子寮の被害者の部屋に侵入してわいせつな行為をしたとされています。
【下北地域行政事務組合 畑中輝幸消防長】
「この件に関しましては、被害に遭われた方に多大なご迷惑をおかけし、心からお詫びを申し上げます」
わいせつ行為の被害にあった女性は、警察には被害届けを出していないということです。