青森市のホテルJALシティ青森で開かれた、4月から提供される朝食メニューの試食会。その料理に使われているのが…。
地球と体に優しい調味料「アップルクリレ」です。リンゴを加工する時に廃棄されるリンゴの搾りかすからつくられていて、カリウムといった栄養素も豊富です。
弘前市の日本ハルマと弘前大学などが共同で開発しました。
【日本ハルマ 丸山朝美研究員】
「アップルクリレは、砂糖も添加物も使っていないので、はちみつと同等の甘さもありますので、健康を気にしている方にも適しています」
「カロリーも低いので、砂糖の代わりに使っていただきたいと思います」
アップルクリレを使っているメニューは5品。ビーフシチューやマフィン、サイダーなど、多岐にわたります。
どのメニューも使用した砂糖の量は通常の半分ということです。
こちらは、田酒の酒粕を使ったプリンにアップルクリレをトッピングしています。
【服部未佳アナウンサー】
「(食べる)おいしい。アップルクリレの甘みがすごくしっかりしていて、それに加えてとてもコクが深いです」
「この田酒の風味と、アップルクリレの甘さとコクがとてもよく合っていておいしいです」
【ホテルJALシティ青森 高橋寿幸総料理長】
「プルーンのような黒蜜のような、自然な甘さ、それを料理に使えたら良いなという」
「煮込んだ料理に使うとコクも出ますし、料理のツヤとかも出るので見た目にも良いと思います」
アップルクリレを使ったメニューは4月1日から、ホテルJALシティ青森の朝食ブッフェで提供されます。宿泊客以外も楽しめるということです。