弘前市原ケ平にある小林政貴さんの園地では、2024年は天候に恵まれ、生育が順調に進んだことから、いつもの年より1週間ほど早い、10月27日ごろから収穫が始まりました。味は上々の仕上がりになっているということです。
【リンゴ生産者 小林政貴さん】
「春先にマメコバチが飛ばなくて結実が心配されたんですけども、何とか確保できましたし、肥大も順調に進んでおりました。色付きも良くて良いリンゴができていると思います」
一方で、長年の課題となっているのは人手不足。小林さんは、弘前大学の学生2人をアルバイトで雇い、早生種の収穫から手伝ってもらっています。
【弘前大学農学生命科学部 久保大知さん】
「トラックの上に運ぶのとかも、若い労働力がかなり作業の効率化に役立っているなと思いました」
「生産者の方が大切に育てているリンゴなので、傷をつけないように丁寧に一つ一つ収穫していきたいと思います」
【リンゴ生産者 小林政貴さん】
「動きが早くて力が良くて、教えたことをすぐに覚えてくれるので、すごく重宝しています」
小林さんの園地では、11月中旬までふじの収穫が続く見込みです。