青森市橋本の青森銀行本店では、外観のシンボルとなっていた4文字の立体文字看板の取り外し作業が始まりました。作業員たちが高所作業車で高さおよそ30メートルまで上り、1時間ほどで撤去しました。
【赤平春菜記者】
「取り外されたこちらの立体文字を見ますと、元々の色の部分と、風雨によってさらされたこのような色の違いが、青森銀行本店の歴史を感じさせます」
落成当時、1970年に撮った写真です。ここから54年の歳月が流れ、変色しているのが確認できます。
材質は銅で出来ていて、1文字につき縦・横およそ1.5メートル、厚さ12センチです。
【プロクレアホールディングス 統合推進部 小鹿大輔さん】
「少し寂しい気持ちもありますが、これから新銀行の発足に向けて対応が進んでいくということで、期待感でいっぱいでございます」
プロクレアホールディングスは、12月上旬までにおよそ400の拠点で外装の更新作業を行う予定で、4日現在で3割ほどが完了しているということです。