ラッピング電車は、黒石高校の学校関係者やOBなどでつくる創立100周年記念事業の実行委員会が企画しました。
2両編成の車両の横側に、生徒たちが考えた100周年のロゴやキャラクターなどが描かれているほか、車内にもスローガンなどが掲示されています。
【キャラクターを制作 黒石高校情報デザイン科3年 藤田調さん】
(Q.キャラクターのデザイン)「黒石高校らしさと、黒石市らしさを掛け合わせて、かつ、パッと見てかわいいって思えるようにつくりました」
「我ながらすごくかわいくて、納得のいくデザインだと思います」
【メインロゴマークを制作 黒石高校情報デザイン科3年 葛󠄀西柚奈さん】
「黒石高校が、100年の歴史が積み重なったっていう意味で、ねじり合わさった『綱』をイメージした『100』の文字を制作しました」
「黒石高校の今までの歴史を、私たちが作ったロゴやデザインで感じ取ってほしいなと思っています」
5日は、運行に先立って黒石駅で記念セレモニーが開かれ、木立徹校長が車両の先頭に記念のヘッドマークを取り付けました。
そして、生徒会長の笹羽津紀さんと前の生徒会長、對馬渚さんが出発を宣言しました。
【出発宣言】
「新たな歴史を紡ぐために、100年目に向かって走れ、我らが黒高、出発進行!」
ラッピング電車は、弘南鉄道弘南線で、2025年10月までのおよそ1年間運行されます。
【生徒】
「せーの、はい!」(「100」のポーズをする)
【木邨将太アナウンサー】
「弘南線の沿線にある黒石高校のグラウンドです。こちらでは、全校生徒が今か今かとラッピング列車の通過を待っている状態です」
車体がよく見えるよう、ゆっくりと列車が近づいてくると、生徒たちは旗や手を振って見送っていました。
黒石高校は2025年度、創立100周年を迎えます。