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マグロ漁船 船長の捜索続く 青森・大間漁協所属 1人死亡

2024.12.20(金) 11:39

津軽海峡で19日、青森県大間漁協所属のマグロ漁船が消息を絶ち、救助された男性1人の死亡が確認されました。船長の男性の行方が分かっておらず、捜索が続いています。

【工藤麻衣記者】
「けさは風が強く波も高いということで、船は出さずに仲間の漁協関係者たちが、沿岸を歩いて捜索を続けています」

青森海上保安部によりますと、19日、大間漁協所属の第28光明丸が、マグロ漁を終えた後、戻ってこないと通報がありました。

仲間の漁船などが捜索したところ、乗組員の須藤愛教さん(55)が漂流しているのが見つかり、救助されましたが、死亡が確認されました。

船長の藤枝亮一さん(70)の行方が今も分かっていません。

【大間漁協 大畑勝義さん】
「あそこは昔から波が立つところで、漁師たちはそこを避けて行くんだけれども」

19日深夜には大間埼灯台の東北東およそ2キロの海上で転覆している、第28光明丸とみられる船を発見しましたが、20日午前4時ごろに見失ったということです。

藤枝さんは2019年に東京・豊洲市場で行われた初競りで、3億3360万円の史上最高値をつけた本マグロを釣り上げていました。

19日は豊洲市場での初競りに向けて、多くの漁船が漁に出ていたということです。

当時、周辺の海上は西の風7メートルで、波の高さは1メートルほど、海水の温度は11℃だったということです。
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