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政府「原発の利活用と核燃サイクル推進」 青森県を“最終処分地にしない”

2024.12.24(火) 18:30

核燃料サイクル協議会が開かれ、政府は宮下知事に対し、原発の利活用と核燃料サイクルを進める方針を改めて示しました。

新政権となって初めてとなる核燃料サイクル協議会。

【宮下知事】
「本日は、改めて現内閣における原子力核燃料サイクルの位置付けなどについて、確認と要請をさせていただくため、本協議会の開催をお願いしております」

協議会で林芳正官房長官は、「原発と核燃料サイクルの推進は国の基本方針であり、六ケ所再処理工場の竣工に官民一体で取り組む。青森県を最終処分地にしない旨の約束は現内閣でも継承している」とコメント。

また、六ケ所村にある高レベル放射性廃棄物の搬出期限が残り20年に迫っていることから、搬出期限を順守することも示されました。

【宮下知事】
「搬出期限を国、事業者もしっかりと認識した上で順守するとしていることが確認できたことは大きかった」

原子力政策を巡っては、次期エネルギー基本計画の原案で「可能な限り原発依存度を低減する」という文言が削除され、政府は原発の再稼働に向け取り組むとしています。
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