学校関係者など17人の委員が出席した検討委員会では、夜間中学の設置主体や場所、入学対象者といった基本的な考え方を整理し、2027年4月に開設する方向性を示しました。
【弘前大学教育学部 三戸延聖教授】
「まずは(県内に)1校つくるということを考えた時のニュートラルな場所として、青森市は候補として議論の中で挙がってきていました。ただ、設置の主体をどうするか、県にするか市にするか、そこはまだ決定ではないということです」
義務教育を修了できなかった人や、十分な教育を受けずに卒業した人が学び直す公立の夜間中学は、現在青森県内にはありません。
文部科学省は、2027年度までに全都道府県・指定都市に少なくとも1校の設置を目指しています。