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青森県内各地で大雪被害 12年ぶりに「県豪雪対策本部」設置

2025.01.04(土) 18:33

青森県内各地で大雪に伴う被害が相次ぎ、県は12年ぶりに豪雪対策本部を設置しました。

【宮下知事】
「地域によっては、観測史上最大級の積雪深を記録する最大規模の豪雪災害になっていると」

県は県内の一部の地域では災害レベルとなり、今後も様々な雪害が発生する恐れがあることから豪雪対策本部を設置。宮下知事は国道・県道の除排雪を徹底して行うことや、幹線市道については比較的雪の少ない他の市町村と連携して実施することなどを指示しました。

【宮下知事】
「市町村の生活道路は除雪・排雪共に、特に排雪だと思いますが、追いついておらず、危機的な状況だと認識しています」

【青森市民】
「雪の捨て場所が段々なくなって来ている。捨て場所って、積み上げていく場所が段々高くなって」

4日午後5時現在の積雪は青森で122センチ、弘前で112センチ、平川市碇ケ関で106センチ、五所川原で105センチなどとなっています。

大雪の影響で、弘前公園では桜と松、合わせて8本が倒木するなどの被害が相次ぎ、安全を確保できないエリアを立ち入り禁止エリアに指定しています。専門の業者でなければ撤去が難しく、6日以降の作業になる見込みです。

また4日午前11時前、板柳町で70代の男性が除雪作業中に亡くなりました。

青森地方気象台は大雪による交通障害などに注意・警戒するよう呼び掛けています。
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